エピソード81ー助けられること、助けることの重要性ー田川郁恵さん、林真弓さん

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Dear Superwomen

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親しい友達が今まで誰にも言えなかったことを打ち明けてきたとき、 皆さんはどうしますか? 田川郁恵さんは、幼少期に虐待を受け、生理というものがよく理解できていなかったばかりか 生理用品に簡単なアクセスがありませんでした。生理用品にアクセスがないこともずっと隠していました。 そして、生理に関しても二次的な情報しか得られませんでした。 この体験が元になって「誰もが生理用品にアクセスがあり、生理を正しく理解できる環境」を作るため 寄付を集めて生理用品を購入し、学校に無料の生理用品の設置をするという活動を郁恵さんは始められました。 この時に、郁恵さんは友人の林真弓さんに初めて幼少期に虐待を受けた話を打ち明けます。 インタビュー中にもあるように過去の傷や辛かった体験を打ち明けることは、誰だってものすごく勇気が要ります。 人がどんな感想を持つかどうかは、シェアするまでわからないからです。そして シェアしたとしても、思いやりのある反応が返ってくるかどうかはわかりません。 郁恵さんは「こんな暗い自分の過去をシェアしたら、関係性が壊れる」とずっと思われていました。 一方でそれを受け止める側だった林真弓さんの対応は素晴らしいものでした。 過度に同情せず、かと言って郁恵さんの体験を過小評価したりせず、ただただ受け止める。 これってなかなかできないことだと思います。 助けを求める、助ける。で繋がったシスターフッドの力。 この二人のエネルギーが社会を変える力に発展していく過程をぜひ 皆さん聴いてみてください。 ー林真弓さんプロフィールー 介護職・ケアマネジャーを経験。度重なる追突事故を受け「脳脊髄液漏出症」による寝たきり闘病生活をへて、心と身体を整えることの重要性や理解を得られない環境の厳しさを痛感。 現在は、フリーナプキン活動をしながら、布ナプキン制作や心と体の調整を行なっている。 ー田川郁恵さんプロフィールー 心と体を調整するセラピスト。病院に行くほどではないけれど、なんとなく調子がでない。そういう方へセラピーを通して心と体のバランスを調整している。 相談の多くは子供の頃に傷ついた経験を持ち、親子関係による傷を抱えている方が多く、子供の時代はとても大事だと改めて考え、実体験もあり、活動に至る。 インスタグラム:seiriyouhin linktr.ee/moon.labo